親子で登山するときの歩き方の3つのコツ

山の種類によって登り方が変わります

山でのあいさつやマナー

休憩や水分の取り方

木の階段の道

山には木の階段がよくあります。子供の歩幅にはあっていないことが多いので無理に一歩ずつ上がる必要をありません。木の上は雨や泥などで滑りやすいので、木を越えるようにしながら子供のペースで一段ずつ登るといいです。

土や草の道

土だけの道と思っても木の根っこや石が飛び出していることがあります。木の根っこも水にぬれると滑りやすいので、出来るだけ踏まないようにしましょう

岩の道

岩だらけの場所では、手で岩をつかんでよじ登ったり、手を岩について体を支えたりします。必ず両手を開けて、バランスを取りながら歩いてください。子供は岩場や鎖場はアドベンチャー感覚で楽しんで登ってくれますが、慎重なお子さんだと迂回路がある登山道を選ぶといいですね。岩場や鎖場の下りは大人が介助しづらいため入らないコース設定が必要です。

全体のペースとして上りは急ぎすぎると足が疲れ、息も切れてきます。走ったりせず、ゆったりとしたペースで歩幅は小さく、膝を上げながら歩くことが大切です。

グループや家族で行く場合、先頭と最後尾は大人の人や経験者が歩き、ペースの遅い人に合わせえるようにします。足が痛くなったり、息が苦しい人がいたら、ペースが速すぎるのかもしれないので、少しゆっくり歩くといいですよ。

休憩の目安30~40分歩いたら、5~10分の休憩をとるようにするといいですね。立ったまま休むと疲れが取れないので、座れる場所を見つけてできるだけ座って疲れをとります。疲れた足を延ばしたり、おやつを食べてエネルギー補給しましょう。長い時間休憩すると、かえって疲れるので、長くても10分ほどにしましょう。うまく休むことでまた、元気に山頂に向かう力がわいてきます。

おやつはチョコレートやアメは暑いと溶けてしまうので夏は要注意です。

私の場合、夏はゼリー飲料とスポーツドリンク、栄養補助食品と梅のキャンディなどで冬は一口あんドーナツとゼリー飲料、白湯ですね。

冬は気温が低いのでチョコレートがカチコチになってしまうので、体を温める白湯や冷えても固まらないあんこ類がおススメです

いろいろなおやつを持っていって自分だけの山でのごほうびおやつを見つけていくのも楽しみの一つだと思います。

下りは坂を下りるので楽だと思ってしまいがちですが、上りよりも体の重みが足首やひざに負担がかかり疲れることがあります。できるだけ背筋を伸ばして体を真っすぐ立てて歩くようにするといいです。

山でのあいさつ

山で出会った人とすれ違う時は

★自分から「こんにちは」とあいさつしましょう

狭い道を譲りあうときは速い人には、抜かして進んでもらうといいですよ。子連れ登山に焦りは禁物です。「お先にどうぞ」と譲りましょう

★「上り」と「下り」のすれ違いでは、上りの人が優先です。

登山道には、人ひとり通るのがやっとというほど、狭い道もあります。そういう場所で、人とすれ違うときは、下りの人が道の端によって上りの人に先に通ってもらうのが一般的なマナーです。この上りっていうのは頂上に登るって意味ではなく「斜面に対し上りか下り」で判断します。

  • 水分の取り方

歩くうちに汗をかいて体の水分が減っています。トイレに行きたくなるのを心配して我慢するのは体に良くありません

こまめに水分補給しましょう。一度にたくさんごくごくと飲むのではなく、休憩ごとに必ず少しずつ飲むようにしてください。

水はスポーツドリンクがおススメです。お茶なら緑茶など利尿作用のある飲み物ではなく、麦茶のほうがよいです。ジュースは甘いので、水分補給には向きません。

のどが渇いて慌てて飲むのではなく、のどが渇いたと感じる前に水分をとるように心がけましょう

休憩の時に暑ければ服を1枚脱ぎ、寒ければ上着を着られるようにしましょう。汗をかいていたらタオルで拭いてみるなど、体温調節の工夫があればいいと思います。

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